トランプ大統領が1月20日に誕生しました。
TPP離脱の大統領令に署名する等、早速嵐の予感がしますが、
さらに動きがあったようなので取り上げようと思います。
トランプ大統領と行政管理予算局が動き出した
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-24/OKAEB16VDKHU01
上記の記事では、以前取り上げたOMB(米国行政管理予算局)の局長に指名されたミック・マルバニー氏が
社会保障について縮小するよう大統領に進言すると述べたとしています。
http://xn--0kqx72g9fffb.biz/column/archives/532
以前ミック・マルバニー氏について取り上げた記事はこちらです。
上記の記事でも取り上げていますが、ミック氏は歳出削減を強硬に主張している超保守派ということで早速ガンガン歳出を削るつもりのようです。
また、トランプ大統領も「オバマケア(医療保険制度改革)を撤廃する」と言っていたことから今回の社会保障についての動きがあるのではないでしょうか。
社会保障費は日本でも歳出の大きな割合を占めますが、現在までの日本のありかたに慣れてしまうとアメリカのように国民健康保険をなくすといった考え方がとても驚きです。
元々アメリカでは民間の保険会社に加入している人が多くおり、オバマケアでは民間の保険会社に加入できない低所得者層向けに進めていたもので既に民間の保険会社に加入している人からすると「なぜ自分で保険加入していない人の医療コストを自分が負担しなければならないのか」という意識が強くなるようです。
これも、自分の生活と健康を守るのも自己責任=自由というアメリカ流の自由主義の現れなのでしょうか。
アメリカ国民はどのように感じているのか。
日本にはどのような影響をもたらすのか。
まだまだわかりませんね。