Adaptive Planningをより便利に使うための「ピンポイント使い方講座」
まずは基本的なことからご紹介していければと思っています。
Adaptive Planningを使うにあたって参考になれば幸いです。
記念すべき第1回の内容は「リンクの基本」です。
Adaptive Planningではいくつかの異なるシートを組み合わせて欲しい情報を収集していきます。
その中で「シート間の値に関連を持たせたい」「こっちのシートに入力したら、こっちのシートのこの科目にも反映させたい」といったニーズは必ず出てきます。
ですので今回はAdaptive Planningの基本でもあるシート間の連携を見ていただくという意味でも、リンクについて学んでいきたいと思います。
今回扱う科目として損益計算書の「航空費」を赤線で囲んでいます。2015/1の値は200,000です。
①は「航空費」の科目に挿入されている数式です。
「=ACCT.○○○○」で○○○○という科目から引用していることを示しています。
「=ACCT.Travel.Airfare」はどこから来ているかというと、別のシート「旅費交通費」にある科目「航空費」を参照しています。
画像は「旅費交通費」シートの管理画面なのですが、「コード」というところに記されている「Travel.Airfare」がこの「航空費」の科目コードです。
科目名についてですが、Adaptive Planningの科目の認識は名称ではなく科目コードでおこなっているので、損益計算書シートの「航空費」と旅費交通費の「航空費」名称は同じですが科目コードが異なるため、違うものとして認識しています。
「旅費交通費」のシートを見ると、2015/1月については2件あることがわかります。
この2件の「航空費」130,000と70,000を足して最初の画像、損益計算書の200,000を構成しています。
試しに旅費交通費の「航空費」70,000の方を2015/2月に書き換えて保存してみると…」
損益計算書の数字も即時に対応しています。
この場合は2015/1の値が-70,000されて2015/2の値が+70000されていることがわかると思います。
もっと詳細にお伝えしたいところですが紙幅の都合上、今回はこの辺で。
以上「リンクの基本」についてでした。
2016/10/14 Facebookからの移行に際し一部内容を編集いたしました。
ピンポイント使い方講座リンク
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