1)要点
①GL、カスタム、標準シートごとに異常値がないか検出
②ハイライト、ポップアップで注意喚起
③予測値アルゴリズムを採用している
④マニュアルエラーの回避、効率を高める効果
2)使用する前に
①AIML-FORECASTバージョンを作る(=予測値の格納先)
■バージョンの作成方法
モデリング>バージョン>計画バージョンにカーソル
>ツールバーから新しい計画バージョンを作成
■バージョンの詳細
・名前「AIML-FORECAST」(大文字)
・アクセス制御
→全ユーザーに対して「インポートとノートのみ」(編集権限は不可)
・オプション
オーバーレイの実績バージョン
=参照したい実績バージョンを選択
→この実績データを使って、アルゴリズムが予測をする。
・新しいバージョンのオプション
全てのチェックを外す。
・最後に保存
②バージョン作成後、サポートに新しい機能を提出する必要
メニュー>サポート>リクエストを送信
>Request TypeはAccount Provisioning>Provisioning CategoryはNew Feature Request
>内容を確認しチェック。
■以下、チェック項目の翻訳。
・インテリジェントプランニングを始める前に、を読みましたか?
→Yes
・バージョン名前はAIML-FORECAST(大文字)である
・アクセス制御はすべてのユーザーに対して「インポートのノートのみ」である
・バージョン右側のオプション内の「バージョンの終了」は、最後までスクロールし、
ドロップダウンリストの一番下のリストを選択している。
・インスタンスコード
→メニュー>管理>一般設定>一番上の「コード」を入力
→有効化された後、ツールバーに、新しく異常検知アイコンが表示される
③実績バージョンには、24か月分の過去実績データを格納しておく
異常検知が適正に作用する為に、24か月分の過去実績データが必要。過去データに即して予測するため。
例)
・月次で予測値を出してる場合、24か月分の実績データ
・四半期ごとのデータなら、24四半期分のデータ
3)利用方法
①アイコンクリック→異常値あれば紫表示(クリックしないと表示されない)
②紫のセルにカーソルを当てると、許容値の上限と下限が表示
③異常値ではない場合は、「異常値検知を外す」を押す
④計画値と予測バージョンの値を比較するレポートも作成可能
レポート>マトリックスレポート作成>AIMLバージョンと、比較したい計画バージョンの差分を表示
※右側には組織、期間、バージョン、計算(差分)を、左側には科目を引っ張ってくる。