世界有数のリサーチ&アドバイザリー企業のガートナー社が、予算管理&分析クラウド市場における2020年度版「マジック・クアドラント」*を発表しました。その中でも「リーダー」格として認定されたのが、以下の企業になります。
・オラクル
・ワークデイ
・アナプラン
・ワンストリーム・ソフトウェア
・ヴォルタース・クルーワー
*「マジック・クアドラント」とは、同社独自のIT業界マップであり、特定の市場内の競合するプロバイダーの位置づけを「リーダー」Leaders、「ビジョナリー」Visonaries (概念先行型)、「チャレンジャー」Challengers 、「ニッチ・プレイヤー」Niche Players (特定市場指向型)という4タイプに分類したチャートです。グラフィカルに表示することで、広い視野で各社のパフォーマンスを一目で評価できるのが特徴です。
出典:https://www.adaptiveplanning.com/analyst-report/gartner-2019-magic-quadrant-cloud-fpa-solutions
「リーダー」の位置は、既に高い業務遂行能力ability to executeと未来に対するヴィジョンの完全性completement of visionという評価を基に決められています。
ワークデイ(旧アダプティブ・インサイツ)が「リーダー」格として認められるのは4年連続で、そのヴィジョンの先見性や実効性に対しても、ガートナー社の指標において、高い評価を受けました。したがって、市場がさらに進化した場合でも「リーダー」として保持できる可能性が大きいといえます。
また、そのきっかけとなった製品の特長が以下の「ダッシュボード」機能という、分析グラフの高度化だと考えられます。
こちらの機能では、予算や見通しを、視覚的に実績と比較し、いち早くその乖離を追跡、そして問題に対するアクションの速度向上が実現できます。
DXやグローバル化、パンデミックなど目まぐるしく流動する現代の環境下において、俊敏性を持って予算策定やシミュレーションを行うことは必要不可欠です。そのような経営者、また経営企画室の方々にとって、クイックで便利な機能がデフォルトとして追加され、今後ますます企業に欠かせない存在になってくることは間違いないでしょう。
アダプティング・プランニング*に関しては、こちらからご覧いただけます。
https://xn--0kqx72g9fffb.biz/product
*「アダプティング・プランニング」は、ワークデイ(アダプティブ・インサイツ)が提供する、クラウド上で予算編成・業績予測ができるソフトウェアです。アメリカを始めとした世界50カ国以上の4,000社以上の組織で使用されています。日本においても、キリンビール株式会社、新生銀行、住友商事マシネックス株式会社などでも既に導入され活用されています。