2017年東京都予算案を見る(概要)

  • 公開日:2017.01.26
  • 更新日:2020.09.23
  • コラム
2017年東京都予算案を見る(概要)

小池東京都知事が2017年度の予算案を発表しました。
知事就任後初めての予算案の発表ですので、各方面から注目を集めているようです。
というわけで当ページでも2016年度比較しながら取り上げていきますよ。

小池都知事の考える2017年予算案

概要

まずは全体的な構成を比較してみましょう。

2016年度
1.日本全体の成長を支える、活力に満ちたグローバル都市の実現
2.都民の生活の質を高め、一人ひとりが豊かさを実感できる都市の実現
3.史上最高のオリンピック・パラリンピックを契機に、更に発展し続ける都市の実現

2017年度
1.誰もがいきいきと活躍できる都市 ―「ダイバーシティ」の実現
2.⽇本の成⻑をけん引し世界の中で輝き続ける都市 ―「 スマート シティ」の実現
3.安全・安⼼でにぎわいにあふれる都市 ―「セーフ シティ」の実現
4.東京2020オリンピック・パラリンピック競技⼤会の成功に向けた取組
5.多摩・島しょの振興

わかりやすいように類似の項目に色を付けてみました。

「オリンピック」「充実感の実現」「世界の中の東京」という点では昨年度と類似の項目でした。
2017年度で項目として分けられたのは「安全・安心の追求」「多摩・島しょの振興」です。
「多摩・島しょの振興」という部分ではもちろん文字通りというところもあるでしょうが、多摩については前都知事の「湯河原は奥多摩より早く帰ってこられる」という余計な一言で多摩民を敵に回したことに対するカバーという要素もあるのではないかと邪推してしまいました。

「安全・安心の追求」では熊本、鳥取などの大地震、豪雨による鬼怒川の決壊、岩手の水害など近年さらに天災が目立つようになりそのための対策がメインのようです。
ここにも小池色が見えているのが「無電柱化の促進」だろうと思います。
都知事選以前から小池都知事は無電柱化を進めたいと思っていたようで、本も出している程です。
http://president.jp/articles/-/18057

無電柱化については賛否あるでしょうが、景観の点、災害時の安全確保、車体を電柱にこすらずに済む、などメリットは確かにあるように思います。
立ちはだかるのは「莫大なお金がかかる」ということ。
今までメリットと費用の対立が拮抗して膠着状態でしたが、「誰かがやらねばならぬ」というところなのでしょうかね。

詳細な項目については次回以降触れていきたいと思います。

予算案のデータについては東京都のHPを元にしています。
平成28年度
平成29年度

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