本日はこんな記事を紹介したいと思います。
残業を減らす方法や働き方の変化への対応にITツールの導入が関わっているのではという内容です。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/28/news003.html
昨今、残業時間の多さが以前より問題視されています。
私はジブリ映画の中では「紅の豚」が好きでテレビで再放送するたびに録画して観ていたりするのですが、
「睡眠不足は良い仕事の敵だ」という言葉がここまでフィーチャーされたのをいまだかつて見たことがありません。
この場面はポルコが自分の艇の修理を任せることのできるパートナーとしてフィオを認めたということに注目してしまうので、その前振りの言葉としてのイメージが個人的には強いです。
タイミングの問題というのもあるのでしょうが、これまで気に留めないほど当たり前だと思っていたものに多くの人が印象を持つというのは、それほどこの問題に世間が注目しているということなのでしょう。
話がズレましたが、この記事のアンケート結果も業務環境の課題として「残業が多い」というのが40%を超えるほど今深刻な課題として浮き彫りになっていることがわかります。
他にも「会社の内外で情報が共有しづらい」「オフィス外で働きにくい(出産、育児、介護をしながら働ける環境が整っていない)」などのアンケート結果が多く見られました。
それに対する企業の対応として、業務環境改善に向けたITツールの導入をしているかどうかについては、
「導入している」が50%を超えているものの、まだまだ浸透していないのが現状といえるようです。
おそらくこれから業務環境改善ツールのニーズはさらに高まってくるでしょう。
というのもマンパワーでおこなえる環境改善策については、策は出ているもののこれまでの慣習や企業風土が弊害となって実現が難しいという認識が根付いてしまっているということもあると思います。
記事にもある通り、環境改善に対する認識と動きが見えてきたところですが、いざ動こうとなると慣習や企業風土を一気に刷新するというのは難しいことです。
そこで記事にも出てきているようなITツールを導入して活用することで、煩雑な単純作業を減らしたり、データ共有や整理をスムーズにおこなったり、ヒューマンエラーを防ぐなどコンピュータが得意とするところはコンピュータに任せてしまうことで他の作業に時間を充てることもできますし、クラウドサービスなら遠隔地でも同じレベルの作業をおこなうことができます。
これからは人と機械の作業領域の棲み分けがより進み、リモートワークが一般化するなど労働環境の変革が進んでいくと思われます。
そのための第一歩が業務環境改善ツールなのでしょう。
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