今回は少しAdaptive PlanningとExcelの違いについてご紹介したいと思います。
Adaptive Planningのシート画面はExcelに似た見た目でとてもとっつきやすいのが魅力のひとつではあるのですが、
やはりExcelと違い予算管理に特化した側面も多くあるのです。
作業コラボレーション性
まずは作業コラボレーション性の差でしょうか。
作業コラボレーション性とは、複数人で同時に作業を行う場合の効率の良し悪しを意味しています。
Excelの場合
Excelの場合、担当者に予算の入力してもらうためのExcelファイルを各部署に配布しなければいけません。
担当者が入力し終わったら予算管理部門に戻してもらい、全部署からファイルが集まった段階でようやく集計作業に入ることができます。
一応やりとり自体はネットワークを介していますが、これでは紙ベースで「これ入力して提出してくださいね」と手渡しているのと変わりありません。
Adaptive Planningの場合
Adaptive Planningの場合は、複数人が同じデータベースにアクセスして、個々人がそれぞれの担当シートを同時に編集することができます。
これが意味するところは、何といっても管理が楽だということです。
管理側も入力側も負担減
管理側が何か確認したいことが発生した場合、Excelの場合は全部のファイルを一つずつ開いて確認しなければなりません。
また何か修正・追加事項が発生した場合、全てのファイルを手直しして、そのファイルをそれぞれ担当者に配り直して、入力してもらい再度回収する必要があります。
Adaptive Planningはその必要がなくシートの項目追加・修正が発生した場合も各シートではなく大元のシート形式を修正してやることですべてのシートに反映させることができます。
修正追加作業については担当者に連絡して該当箇所を追記してもらうだけで完了です。
入力状況の確認や部署間のプライバシーも
各担当者の作業状況についてもワークフローという形で確認することができます。
またそれぞれのシートに閲覧権限を付与することで複数部署の人がアクセスしても自部署のデータについて変にみられる心配もありません。
まだまだ一部ですが、Adaptive PlanningとExcelの違いについて今後さらに取り上げていこうと思います。
今回はこの辺で。