予算と実績

予算と実績

今回は予算と言えば間違いなくセットでついてくる実績と実績に関するあれこれを書いていきたいと思います。

予算を立てたら立てっぱなしというわけにもいかないので実績と比較して分析をする必要があります。
実績というのは、年度が始まり今期の計画がスタートすると同時に日々の売上や経費など実際にあがってくる数字のことでいわばその企業の毎日の歩みです。

予算管理ではその数字を集計して予算計画通りに進んでいるのか、進んでいないのか、進んでいなかったらどこに原因があるのかなどを分析します。
その集計分析作業をどれくらいの期間ごとにおこなうかは企業ごとに様々ですが、月次と年次でおこなっているケースが多いのではないでしょうか。

計画通りに進んでいれば問題ないですが、たいてい計画というものは予想通りにはいかないものです。
その時にどこに原因があるか、改善案はなにか、という次のアクションに対しての大きなヒントになるのが
この予算と実績の差異分析です。
感覚ではなく数字として如実に現れるので、これからの動きの見通しを立てる際にとても有用な根拠になります。
例えば、売上が未達だった、経費が予算オーバーした、ということならそれぞれの項目に対して個別にアプローチしていくという対処法を具体的に考えることが可能になります。

予算を立てたら実績との比較分析を。単純ながらとても重要なことです。

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